ホウレンソウの育て方

ホウレンソウ

生育の適温が15～20℃と冷涼な気候を好みます。
耐寒性が極めて強く、-10℃の低温にも耐えるほどです。
そのため冬越しホウレンソウも栽培可能で、越冬したホウレンソウはまたひと味違う楽しみを与えてくれます。
逆に夏場に弱く、25℃以上になると急激に生育が悪くなります。

ホウレンソウの育成カレンダー

連作障害：あり（１～２年は避けること）

■こんな風に育ててみた

		ホウレンソウは酸性土壌に弱いので、種まきの2週間前には石灰を150～200g/㎡よく混ぜ合わせておくこと。 1週間前には堆肥2kg/㎡、と化成肥料100g/㎡を散布し深く耕し60cm幅、高さおよそ10cmの畝を立てます。種は畝に1ｃｍほどの溝をつけ同じく1ｃｍ間隔に種をまきます。覆土は薄くしてたっぷりと水を与えましょう。

		切りわらを乾燥を防ぐために効果的です。どの野菜もそうですが、芽が出るまでは土を乾かさないようにします。

		およそ４日ほどで発芽。ぽっこりと芽が出ると感動しますね。

		本葉が見え始めたら3cm間隔で間引き軽く土寄せを行います。するとぐいぐい成長していきます。

		種まきから3週間弱で追肥します。この状態でも十分に食べられるので成長を見ながら行いましょう。

		種まきからおよそ30～40日で収穫。株の根元を切って行います。

		こちらは冬越しさせたホウレンソウです。

		４月に入り気温が上昇してくるとドンドン元気になってきます。やや縮れているのがまた美味しいんですよね。夏場を除いて一年中食べられる代表的な野菜です。

■ポイント

土壌を酸性にしない。
春まき、秋まきで育てる。